魅力たっぷり!カーリングは地味なスポーツではない
カーリングは地味だというイメージを持つ方もいますが、氷上のチェスという異名を持つほど頭脳を使う面白いスポーツです。
1チーム4人で争い、1ゲームに2時間以上かかるため体力的にもタフさが要求されます。その上、投げるストーンは20キロもの重さがあり、氷上を滑らすのも初心者では困難なほどです。平昌五輪で話題になった休憩時間のおやつタイムを記憶している方も多いのではないでしょうか。
頭脳も体力も使うハードなスポーツなため、あのような栄養補給も大事になってくるのです。
ルールですが、各チームが交互にハウスと呼ばれるサークルの中に向かってストーンを投じ、4人が2回ずつ計8回をこれを行うことで1エンドというターンが終了します。試合は10エンド制で得点の多い方が勝利となります。エンド終了時にハウスの中心により近い位置にストーンを置いたチームが得点することになります。
カーリングの魅力は戦術にあります。相手の邪魔をしていかに得点させないか、そのためにどこにストーンを置くか頭脳とテクニックが試されます。例えば、スキップと呼ばれる役割の選手は、チームの司令塔としてハウスから指示を行います。その指示に従って作戦を練り、ストーンを投げる選手はどのストーンを弾くのか、どの場所にストーンを置きにいくのかなどを決定していきます。
氷を掃くスイーパーも重要です。ストーンの距離を調整するために掃くだけに留まらず、時にはストーンをカーブさせる角度やタイミングなどを計らなければならない大事な役割を持っています。