水泳の柴田亜衣選手

柴田亜衣


現在の水泳競技では、日本は常にメダルに絡む選手がいるなど、世界と戦える環境にあります。 アテネオリンピックで日本のオリンピック史上初めて女子の自由形で金メダルを獲得した柴田亜衣選手は、水泳界の名選手といえます。 柴田選手は鹿屋体育大学の学生で、女子水泳の長距離において活躍していましたが、当時は長距離界の第一人者である山田佐知子選手がいて、柴田選手は隠れた存在となっていました。

アテネオリンピックでは山田選手が不調で準決勝で涙をのむ中、柴田選手が決勝に残りました。ライバルは、フランスのマナドゥ選手。若くしてメダルを量産する天才です。 レースは終始マナドゥ選手が引っ張る展開で、柴田選手はその後方をぴったりついて後半を迎えます。ラスト50メートルで柴田選手がマナドゥ選手を抜き、そのままゴール。 下馬評では決勝に残るのもどうかと言われていた柴田選手が日本のスポーツ史上に残る番狂わせを見せました。

最初は笑顔だった柴田選手でしたが、表彰式で金メダルをもらい、大学の恩師の顔を見た瞬間泣き崩れてしまい、そこでようやく事の重大さに気付いたようでした。 その後は結果を残せず引退しましたが、柴田選手の功績は間違いなく後世に語り継がれる、スポーツ史に残るものでした。


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