インタートトカップ大会はヨーロッパサッカーと賭けの関係性の象徴
海外では、日常的にサッカーの試合が賭けの対象となっています。 ヨーロッパでは一般的にトトと呼ばれ、イタリアのトトカルチョ、イギリスのプールなど、合法的に行われている有名な賭博も存在します。
UEFAインタートトカップ大会は、トトのために創設された大会で、1961年に開始されたインターナショナル・フットボールカップが前身となっており、1995年からUEFAインタートトカップとなり、2008年まで長きにわたって開催されました。
ヨーロッパのクラブチームによる最高峰の戦いであるUEFAチャンピオンズリーグや、チャンピオンズリーグ出場チームよりやや下位のチームが集うUEFAカップに出場できないクラブチームによって争われる大会で、5回戦のトーナメントを勝ち上がった3チームには、UEFAカップへの出場権が与えられていました。
2009年以降、UEFAカップ出場チーム枠の拡大により廃止されましたが、トトとヨーロッパサッカーに密接な関わりがある事を示す一つの事例と言えます。