野球の応援は選手だけではなく監督も
もしこれから野球を観戦しようと考えている方へ伝えたいのは、選手だけではなく監督にも応援の声を届けるべきということです。何故ならこの役割は、選手以上にプレッシャーのかかる仕事だからです。
日本代表だと2008年北京オリンピックでの星野仙一氏や、第3回ワールド・ベースボール・クラシックでの山本浩二氏などがそれにあたり、以前日本が大会で敗退を喫した時に、一番世間から批判されたのが監督というポジションでした。 当時それがすごく可哀想に感じましたし、もしチームが勝てばチーム全員が平等に評価されるべきであり、負ければチーム全員が連帯責任で批判されるべきだと感じました。
この役割はそもそも、自分で采配を振るうことはできても、試合に出場することはできません。 プレーをしているのは選手であるにもかかわらず、すぐに批判の矢面に立たされる理不尽な立場なので、相当ストレスが溜まります。
だからこそ監督というポジションは、正当な評価を最も受けるべきポストです。 これから野球を応援する方々は、こういったことを肝に銘ずるべきです。